日本でUGGと言えば、UGG(R)Austrariaをさすことがほとんどです。 
UGGboots.JP

ところが、オーストラリア国内では、シープスキンを使っているものは全てアグブーツと呼ばれます。 
オーストラリア国内には、アグブーツを製造して販売している会社がいくつもあります。 
EMU、Jumbo Ugg Boots、UGG Ausutralia(TM)、Australia Love Collectiveなどなど。。 
最近は、EMUやJumbo Ugg Bootsなどは、日本でも知られるようになってきているようです。

UGG(R)Austrariaは、元々、オーストラリア人のブライアン・スミスが、1979年にアメリカで創設した会社です。 
その会社をアメリカのデッカーズ社が買収したのが、1995年。 
そして、1999年には、デッカーズ社が、「UGG」という名称を商標登録しようとしました。 
アメリカやヨーロッパでは、「UGG」は商標権を獲得しましたが、オーストラリアでは、他のメーカーが多くの訴訟を起こし、デッカーズ社の敗訴となりました。 
ですから、オーストラリアでは、ブランド名にUGGが入っている会社が数多く存在していますが、これは違法にはならないのです。

私は、オーストラリアの東海岸、クイーンズランド州に住んでいます。 
先日、MYERという有名デパートのシューズ売り場に行くと、並んでいたのはAUSTRALIAN MADEのタグがついたシープスキンブーツでした。 
アメリカのUGG(R)Austrariaの商品は陳列されていませんでした。 
オーストラリア国内では、UGG(R)Austrariaはそれほどポピュラーではないようです

混乱しやすいので、UGGブーツには、オーストラリア系とアメリカ系、2種類があると考えた方がわかりやすいでしょう。 
オーストラリア系はオーストラリア製、アメリカ系のUGG(R)Austrariaは中国製です。 
ブランド志向が強い日本では、アメリカ系のUGG(R)Austrariaだけを本物とみなす傾向もあるようです。 
しかしながら、本物のシープスキンで作られているアグブーツなら、オーストラリア系の他のメーカーのブーツもまた、確かに本物なのです。

オーストラリア系アグブーツは、アメリカ系のシープスキンよりもさらに柔らかく厚みがあって、肌触りが良いという評判も聞かれます。 
また、豊富なカラーや個性的なデザインを取り揃えているメーカーもあります。 
特に、Australia Love Collectiveは、イギリスでもブレイクし、その斬新なデザインで多くのファンを獲得しています。 
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ViViやJJなどのファッション雑誌にも掲載され、日本でも徐々に知名度を上げてきているようです。

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